弁護士合同講義 キャンパス
リーガル・プロフェッショナルという選択
2015/08/27
8月27日、弁護士合同チームのサマークラスが開講されました。
初めに、各分野を専門とする様々な弁護士の方々から、業務内容について詳しく教えていただきました。一口に弁護士といっても多様な分野があり、それによって業務内容も大きく違うことに驚きました。

2限目、3限目は様々な分野の業務を、実際に体験するワークショップの時間でした。「離婚問題の調停」、「第三者委員会による調査」、「日本企業と海外企業の合同事業の契約」という3つの議題のうち2つを体験することができ、それぞれの業務の違いや面白さを実感しました。弁護士の方たちが、クライアントの企業や離婚した夫婦、不正を行った社員などの役を演じてくださり、より実際の仕事に近い業務体系を体験する事ができました。

ワークショップの後には弁護士の方たちとの懇談会が開かれ、授業の中では聞くことができなかったような、より踏み込んだお話を聞くことができました。
これまでは、弁護士といえば法廷にたって弁護をするイメージばかりでしたが、弁護士の方が「弁護士は医者と同じで様々な専門に分かれている」とおっしゃったように、それぞれに特徴的で、法廷に立つばかりではないということを知ることができました。

一つの議題のみならず、二つの議題のワークショップを行い、さらに社員の方から深い業務内容のお話を伺う事で、弁護士という仕事にさらに魅力を感じる事ができたサマークラスとなりました!
参加者の感想

実際に弁護士がどのような案件を担当されているのか経験できてとても楽しく、充実した時間でした。しかし、同時に、弁護士は単に司法試験や法律そのものの難しさだけでなく色々なバランスや折り合いといった難しさを背負っていることが分かった1日でもありました。今日お話を伺った弁護士の方々のプロ意識をかいま見ることができ、とても感動いたしました。私も先生方のようにクライアントに感謝されるような質の高い仕事のできる弁護士に(何年かかるか分かりませんが)なりたいと思います。

(慶応義塾大学1年K.A.さん)

一口に弁護士といっても、色々な活躍の仕方があることを知りました。正直、最近勉強に対するモチベーションが全く上がらず、法曹は諦めるべきかなとも考えていましたが、弁護士という職業への憧れが強まったのと、「自分が言葉を通じて事態を改善するのが昔から好きだ」ということを思い出したので、再びやる気が上がりました。貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

(上智大学2年O.M.さん)

このような会に初めて参加して、実務に近いことを同じ志の人たちと体験することができてとても有意義に感じた。弁護士といっても、多様であり、「法曹三者」という選択に、視野の狭さを自分自身で感じていましたが、結果としてかなり視野が広がっていった気がします。将来に直接つながるかどうかは別として、とてもいい体験が出来ました。

(中央大学1年A.Y.さん)



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