2013年7月31日、大手町。キャリア大学入学式が催され、ついに本格的にサマークラスが開講となりました。

式は本格的なオープニングムービーから始まり、一気に会場全体をひきこみます。
代表松本は開会挨拶で「日本をわくわくする夢のある国にしたい。そのためには教育が大事。そうした思いからこの企画を立ち上げた。目的と手段を履き違えず、講座をきっかけに自分の人生は自分で決められるようになってほしい」と語り、キャリア大学設立にかける想いを知った学生たちの高まる期待が場内を包みました。

「社会で求められる力を育成するには」を語ってくださった三井住友銀行会長 北山様、アクセンチュア社長 程様の「キャリアデザインの応援メッセージ」をはじめとし、参画企業・総勢24社の代表の方々が、この夏授業を受ける約500名の大学1年生に熱いメッセージを送ってくださいました。
特定非営利活動法人キャリアクルーズ 理事長 松本勝
自分が本当にやりたいことは何か。皆さんが社会に出たときに目的はなにか、これは手段なのかを考えていって欲しいと思います。また、全ての定義は自分自身で行ってほしい。幸せの形は人それぞれです。どれが失敗かどうかも自分の中でしか答えが無い。他人の評価の元で人生を歩むようなことはして欲しくないと思います。そして、Design Yourself。自分の人生は自分で切り拓いていって欲しい。主体的に自分でチャンスをつかんでいってください。思った通りには当然ならないです。挫折を繰り返しながらも自分のやりたいことはなんだろうと追い求めていって欲しいと思います。
株式会社三井住友銀行 取締役会長 北山禎介
社会の急激な変化に直面している日本が今後も持続的に発展していくためには、社会の変革を担える人材の育成が重要なことであります。企業が社会性に富んだ多彩な教育の場を提供する。学生は社会における将来の活躍を意識して目的をもった主体的な学習を達成できる。このような成長のきっかけとなるものにこれから先、巡り会うと思います。その機会に自分の人生を面白いものにするように、自らの将来の目標をたてて将来像を描いてください。幅広い教養、スキルを磨いていき社会で求められる力を有した素晴らしい人間・社会人に成長していってもらいたいと思います。
アクセンチュア株式会社 代表取締役社長 程近智
キャリアにもサステナビリティーがあると思います。
企業・産業の新陳代謝は仕方のないことです。それを自己の意思で出来るだけ早い時点で認識してキャリアをデザインしていく。日本は非常に画一的で偏差値や文理で早い段階から分かれてしまう。小学校・幼稚園の夢をどんどん挫折していき、レールから外れてしまう。
しかし、大学一年生なので遅くはありません。定年65歳まであと40年以上キャリアを作って行く。キャリアの節目を意識しながらキャリアデザインをしてください。
また「20年後の日本を創る」というテーマの元に参加学生がステージにあがり、企業の方々に直接アドバイスをいただきました。教育や英語の重要さについての学生目線での質問に丁寧にこたえていただき、学生たちの社会の見方に対して大きな刺激となったようです。
キャリア大学では入学式翌日の8月1日より、企業がキャンパスとなり、毎日授業が行われています。
この夏の講座で多くの学生がかけがえのないものを得、自らのキャリア醸成にむけて大切な一歩を踏み出していくことでしょう。
(左上段から時計回り) JTB、ソニー、ソニー生命、デロイト トーマツ コンサルティング、東京海上日動火災保険、野村ホールディングス、博報堂、パナソニック、プライスウォーターハウスクーパース、三井住友海上火災保険、三井物産、NTT東日本、三菱商事、グリー、キヤノン、三井住友銀行、テレビ東京、ソニーミュージック、アクセンチュア、三井住友銀行、サイバーエージェント、外務省、榎本・寺原法律事務所、EY Japan、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、キャリアクルーズ(敬称略)


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