文部科学省 キャンパス
『「人」と「知」で日本の未来を想像/創造する』
2023/08/18
8月18日、文部科学省のサマークラスが開催されました。

教育の振興や生涯学習などを通して日本の未来の人材を育成する行政機関について、講義やグループワークを通して理解を深めていきました。

まずは、職員の方から文部科学省の概要やミッション、そして、教育や文化、スポーツと多岐にわたるプロジェクトがどのように進められているかについて説明いただきました。文部科学省が取り組んでいる新たな取り組みや仕掛けに多くの学生が関心を寄せていました。

次に、文部科学省の実際の業務に近い形で「GIGAスクール構想の推進」をテーマにワークショップを実践。職員の方から資料を使った事前説明があり、参加した学生たちで政策立案に挑戦しました。グループに分かれ協力し合いながら議論を進めていく中で様々な政策観点から教育を考え、なぜ文部科学省で政策実現する必要があるのかなど、より広く深い視点で考える貴重な機会となりました。発表後には実際の現場での状況を加味したフィードバックをいただき、単純ではない政策立案の難しさと、だからこそ感じる使命感とやりがいを感じました。

最後は、若手職員の皆さんとの座談会が行われ、どの職員の方からも日本の未来を担う熱い想いが感じられ、お話の一つひとつが印象的でした。

1日を通して、自分から学びに参加しないと、決して分からないような文部科学省の役割や仕事のやりがいを感じることができ、学生にとって非常に充実した時間となりました。
参加者の感想

本日の講座はアウトプット重視でアクティブに参加できたので、終わった後、文部科学省のお仕事が、不思議と身近に感じられました。私は教育に興味があるのですが、今まではそれを教育を受ける立場として受け身で考えていたのに対し、今回の参加をきっかけに、教育のベースにある制度についても注目するようになりました。本日は、有意義な時間を本当にありがとうございました。

(慶應義塾大学2年)

文科省の方々から直接お話を聞ける機会というのは今までなかったため、とても有意義な時間を過ごすことができとても嬉しかったです。今回の講座で自分のキャリアプランに関して考えなければならないことが多くあると再認識させられたため、これからも深く自分自身を見つめ、精進していきたいです。

(東北大学1年)

国家公務員というと、お堅いイメージがありましたが、お話してくださった方々がご自身の担当されている企画、政策、分野について「楽しい」とおっしゃっていたことが非常に印象的で、国家公務員に対するイメージが少し変わりました。私も大学で「楽しい」と胸を張って言えるような学問、分野を見つけ、突き詰めていきたいと思ったのとともに、本日お話してくださった方々のように国家公務員として働き、国に関わる政策や企画を生み出したいなと思いました。

(立教大学2年)



トップへ