JTBグループ キャンパス地球を舞台に つなぐ・つくる・つなげる
- [1限目]
- 【オープニング】 グローバルに働くとは?/JTBのグローバル事業理解
- [2限目]
- 【自己分析ワーク】 自分の価値観・仕事観に触れてみよう
- [3限目]
- 【グループワーク】 リアルな課題に挑戦!(ワーク・発表・社員フィードバック)
- [4限目]
- 【社員座談会】 グローバル領域に関わってきた社員への質疑応答
- [5限目]
- 【クロージング】 オススメ情報のご案内

学びレポート
JTBのサマークラスでは、会社概要や事業戦略について学ぶとともに、ワークショップを通じて自己分析や企画提案を体験しました。座談会以外はすべて英語で進行され、ハイレベルな授業でしたが、とても有意義な時間になりました。
まず、JTBは旅行代理店にとどまらず、人と人や地域をつなぐあらゆるコミュニケーションを創造する企業であることが強調されました。事業領域は、私たち学生のイメージが一番強いB to Cだけではなく、B to Bもあり、前者では旅行の前・中・後にわたる体験を豊かにすることを軸とし、後者では産官学と連携しながら観光や交流を通じた課題解決に取り組んでいます。
戦略の柱としては、①旅行によって人生を豊かにする「ツーリズム」、②地域課題を交流によって解決する「エリアソリューション」、③企業や団体のコミュニケーション課題を支援する「ビジネスソリューション」が紹介されました。特に「MICE事業」という事業では、スポーツや国際イベント、周年イベントなどの忘れられない体験を提供することで、強いB to Bでのリーダーシップを発揮している点が印象的でした。
また、「教育旅行」を通じて次世代の能力を育む取り組み(SDGs、探究、RyuGo等)も行っており、産官学を横断する幅広い事業展開を理解することができました。

1つ目のワークショップでは、まず自己分析を行い、自身のグローバルへの関心や強みを振り返りました。自分が今回のクラスに参加した理由を含め、海外や世界のどんなことに興味があるのかをじっくりと再確認する機会になりました。その上で、2つ目のワークショップではJTBの社員として、仮想の会社が希望する記念事業の企画を提案するという課題に取り組みました。開催場所候補の国について調べたり、依頼主がどのようなコンテンツを希望しているのかを考えたりと考慮する点が多く難易度の高いワークでしたが、その後の個別フィードバックが細かく、事例紹介も詳しくしていただき、ワークのやりがいがありました。ワーク全体として、参加者同士で議論しながら企画を具体化し、英語での発表とフィードバックを通じて企業視点で物事を考える重要性や、提案における創意工夫の大切さ、きめ細かさを学ぶことができました。

座談会では3名の社員の方がいらっしゃり、それぞれ経験が異なるお三方のキャリアのお話を存分に聞くことができ、大変貴重な機会となりました。気軽にお話をお聞きできることができたのは今後に向けて大きかったと思います。
今回のクラスを通して、旅行会社という枠を超えたJTBの多様な事業と、その背景にある『交流を通じて社会課題を解決する』という理念を理解することができました。今後、自身がグローバル社会においてどのように関わっていけるのかを考えるうえで、今回の学びは大きな指針となったと感じています。