8月1日。夏真っ盛りの大手町にて、キャリア大学の入学式が行われました。会場に集ったのは、この夏にサマークラスを受講する大勢の1・2年生。その表情には高揚感や緊張感が浮かんでいました。
「AI時代の到来によって、皆さんは仕事を効率的にこなす要領の良さだけでは勝負できなくなるだろう。これからの時代を担う学生達に求められている資質は、自分で課題を見つけられるかどうかにある」。
入学式の幕開けとともに、NPO法人キャリアクルーズの代表松本が学生たちに熱いメッセージを送ります。そこには、真剣な目で壇上を見つめる学生たちの姿がありました。
続いて株式会社三井住友銀行の工藤様は、「社会の変化へ適応することの必要性」をお話し下さいました。AIの登場によりイノベーティブな事業の重要性が増したり、女性の社会進出が加速したり――。激動の社会に向かってゆく学生たちに、心構えを教えていただきました。また、アクセンチュア株式会社の中野様は、コンサルティング業界の役割をRunとChangeの概念を使って説明され、「社会人になってから大きく成長するスキルを持つために、学生時代に出来るだけ多くのことを一生懸命インプットしよう」と学生へのエールを送って下さいました。企業の方々の言葉は、将来を考え始めている学生たちの胸に深く刻まれました。
(左上段から時計回り) 日本航空、日本取引所グループ、野村不動産、博報堂、PwCあらた監査法人、PwCコンサルティング、三井住友銀行、森ビル、文部科学省、ロッテ、ワークスアプリケーションズ、テレビ東京、大日本印刷、住友商事、EY Japan、三井住友銀行、アクセンチュア、国連UNHCR協会、国際協力機構、KPMG、アクセンチュア、キャリアクルーズ(敬称略)
フォトセッションでは多種多様の有名企業・官公庁の方々が一堂に会します。なかなか目にすることのない光景に、学生からは「圧巻でした」との声も……。
その後教授紹介では、各企業・官公庁の方々がサマークラスの授業に対する意気込みを熱く、時にジョークも交えながら話して下さいました。各企業1分という限られた時間のスピーチからも感じられるクラスの魅力。社会人の方々の魅力。いよいよ始まるサマークラスに期待が高まります。
新入生挨拶では、早稲田大学1年の原島さんが高校時代のサッカー部での経験をもとに「積極的に取り組むことの大切さ」を語り、自身の経験と重ねた学生たちが頷きながら聞いていました。

「受講前に参加する授業を行う企業のある業界をイメージし、実際に授業で受けた印象とのギャップを感じることがキャリア探求につながる」。

卒業生挨拶では、4年前にキャリア大学の日本マイクロソフトクラスを受講したことがきっかけでIT業界でのキャリア構築を決め、Facebook本社でのインターンも経験した井上さんがキャリア大学を有効に活かす術を伝授してくれました。

この夏、学生1人1人が「わくわく」を体験し、自らの人生を切り拓くきっかけを掴むことでしょう。


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