2019年12月4日、「大人気イベント「10 colors of CPA 2019」が昨年に引き続き今年も実施されました。参加した約50人の女子大学生で会場のHELLO, VISITS東京大学は華やかな雰囲気に包まれました。

ゲストにあのビリギャル小林さやか氏登壇!

  • 3部構成の当日のイベントは、「ビリギャル」のモデルとなった小林さやかさんのスピーチから開始しました。
    ビリギャルの本や映画をすでに鑑賞したという学生も数多く参加し「映画では、スタッフとして主演の方を始め役者さんに名古屋弁の指導をしていた」という裏話に、会場は大きな笑いに包まれました。
    「やってみなくちゃわからない」というテーマでスタートしたスピーチは、受験というエピソードを基軸にしながら、「ワクワクする目標をやっと見つけられたんだね!」という言葉で受験を応援してくれたコーチとしての母親の存在、結婚、仕事、そして生き方などについて様々なメッセージを与えてくれました。大切なことは「ワクワクする目標(周囲の評価ではなく、自分が良いと思うもの)を見つけること」「自己肯定感を持つこと」そして、「意思あるところに道は開ける」など人生のどんな局面にも生きる多くのエッセンスをいただきました。小林さんのスピーチは、「最終学歴という言葉はなくし、最新学習歴という言葉にしよう、まずは大人がキラキラした目をしていよう」という言葉で締めくくられ、大きな拍手が湧き起こりました。このレポートで伝えきれないメッセージは小林さんの最新の著書『キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語』でも紹介されているそうです!

何かがないとダメな私でなく、何があっても大丈夫な私

第2部は実際に公認会計士として活躍する藤本 冬海さん、寺井 久美子さんからお話をお伺いしました。監査法人、会計士事務所で10年以上勤めた後独立という道を選んだ藤本さんからは、独立後のお仕事の魅力は自分自身の名前で仕事が出来、やりたい仕事を選ぶことが出来る点だとお話いただきました。実際に、好きな業界のお仕事に携わったり、ベンチャー企業の役員として籍を置かれるなど、幅広く活躍をされているようです。
一方、キャビンアテンダントから公認会計士資格を取得したという寺井さんには、その時の決断についてお話いただきました。試験に受かると周りに宣言して仕事をやめた際“何かがないとダメな私”でなく、"何があっても大丈夫な私"、つまり何があっても生きていけるような自分自身でいようと心に決め、全く新しい道へ進んだそうです。資格を取得し、現在は大手監査法人で活躍される寺井さんですが、今後は災害時や教育機関など、地域社会に専門知識を活かす機会を作りたいと未来のビジョンを語っていただきました。

  • さらに、公認会計士との交流会も

    第3部の交流会では、登壇者の3名に加え、他の公認会計士のゲストたちも合流し、仕事や生き方について普段は聞けない話で盛り上がりました。多くの学生からは「現役公認会計士の方に直接色々お話が聞けて良かった!」「小林さんと出会えて勇気がもらえた」といった感想があがりました。
    時代の流れとともに、女性の働き方は多様化していますが、仕事も人生も楽しんで新しい目標を次々に見つけ充実した日々を過ごしている社会人のお話は、参加した学生の心にしっかり届いたようです。本シンポジウムを通じて理想のキャリア・ライフプランを描くきっかけを得ることができたのではないかと思います。

学生からの感想

今回は、ビリギャルのモデル、小林さんのお話が聞きたくて参加。公認会計士のことはあまり知らなかったけれども、時代の流れに合わせ多様な働き方が出来るお仕事だということがわかりとても良かったです。
早稲田大学1年生

実際に公認会計士として働かれている方とお話しでき、勉強のことやキャリアのこと、何でもお聞きできました。
上智大学4年生

本当に来て良かった。スタッフの方も優しくて、女子だけという雰囲気も打ち解けるのが早くて良かったです。
慶應義塾大学3年生

小林さんのお話はシンプルで頭に入ってきやすく、どんな職業であろうとも活かせる内容だと感じました。
青山学院大学3年生

今までは、大学に入ってやりたいことはあってもそれが将来なんのためになるのか、と周りに指摘されて「それらしい答え」が見つからず、躊躇していましたが、「楽しそうだから、やってみたいから」という、意欲があることが最大のエネルギーなんだと感じることができ、新しいことに挑戦する勇気をもらえました。
早稲田大学1年生